「カメラをレンタルしたいけど、サービスが多すぎてどれを選べばいいか分からない」
カメラレンタルは今や選択肢が豊富で、サブスク型・スポット型・店頭型と仕組みもバラバラ。料金表を見比べるだけでは、自分に合うサービスは意外と見えてきません。
この記事では、主要3サービス(GOOPASS/APEXレンタル/シェアカメ)を「料金・機材数・補償・使い勝手」の4軸で比較し、利用シーン別にどれを選ぶべきかまで落とし込みます。
先に結論だけまとめると、こうなります。
- いろんな機材を続けて試したい → GOOPASS(サブスク型で入れ替え自由)
- 1回だけ安く借りたい・プロ機材が必要 → APEXレンタル(スポット型の老舗で品揃え豊富)
- カメラ初心者で何を借りるべきかすら分からない → シェアカメ(診断機能と手厚い補償)
それぞれ設計思想がまったく違うサービスなので、順番に見ていきましょう。
※本記事の料金・サービス内容は執筆時点の情報です。最新の条件は必ず各公式サイトでご確認ください。
3サービス比較表
| GOOPASS | APEXレンタル | シェアカメ | |
|---|---|---|---|
| タイプ | サブスク(月額)+ワンタイムプラン | スポットレンタル | スポットレンタル |
| 料金の目安 | 月額2,970円〜(機材ランクにより変動、上位ランクは月10万円超) | 2泊3日数千円〜(例:単焦点レンズが2泊3日4,000円台) | 3日間5,000円台〜 |
| 最短期間 | 1泊2日〜 | 2泊3日〜 | 3日間〜 |
| 機材数 | 2,500種類以上 | カメラ以外の家電・映像音響機器も豊富 | 初心者向け中心(GoPro、エントリー一眼など) |
| 補償 | レンタル料金に込み(自己負担上限5,000円) | 任意加入(料金の10%上乗せ)。自然故障は請求なし | 故障時の自己負担が最大3,000円 |
| 送料 | 入替時1,650円/回(長期プランで優遇あり) | 条件を満たせば無料(2泊3日以上かつ3,000円以上、北海道除く) | サービス条件による |
| 受け取り | 配送+店舗受取可 | 配送+実店舗(東京2・大阪・名古屋)。前日到着で実質1日長く使える | 配送 |
| 向いている人 | 継続的に色々試したい人 | 単発利用・プロ機材が必要な人 | カメラ選びから相談したい初心者 |
GOOPASS:機材を「乗り換えながら」使えるサブスク型
GOOPASSの最大の特徴は、月額制で契約中は機材を入れ替えられることです。今月は標準ズーム、来月は望遠、その次はジンバル——と乗り換えながら使えるため、「レンタル」というより「機材使い放題のパス」に近い感覚です。
料金は機材のランク(Rank0〜Rank10)で決まり、下位ランクなら月額2,970円から。人気のミラーレスや明るいレンズを借りるなら中位ランク以上が現実的なラインです。1回だけ借りたい人向けのワンタイムプランも用意されています。
メリット
- 2,500種類以上の圧倒的な機材数。ボディもレンズも特機も揃う
- 補償が料金に含まれており、過失による破損でも自己負担は上限5,000円
- 専門スタッフにチャットで機材相談ができる
- 3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の長期プランなら初月割引や送料優遇あり
デメリット
- 機材入れ替えのたびに往復送料1,650円がかかる(見落としやすいポイント)
- 長期プランは途中解約で解約金が発生するため、まずは1ヶ月プランが無難
- 単発1回だけの利用なら、スポット型のほうが安く済むケースが多い
GOOPASSが向いているのは、「購入前に複数の候補を連続で試したい人」「常に何かしらの機材を借りている状態になる人」です。まさに”機材選びの試着室”として使うのが一番おいしい使い方です。

APEXレンタル:単発利用に強い老舗スポットレンタル
APEXレンタルは、必要なときに必要な機材だけ借りるスポット型の老舗です。カメラ・レンズはもちろん、PC、プロジェクター、音響機器まで扱う総合レンタルで、とにかく単発の料金が安いのが持ち味。たとえばフルサイズ用単焦点レンズが2泊3日4,000円台からという水準です。
メリット
- スポット利用の料金が安く、レンタル前日に機材が届くので実質1日長く使える
- 2泊3日以上かつ3,000円以上で送料無料(北海道は別途)
- 実店舗が東京2店舗・大阪・名古屋にあり、店頭受取なら当日利用も可能
- 日曜スタートで土曜から使える「週末店頭レンタル」がある
- 自然故障・通常使用での不具合は追加請求なし
デメリット
- 補償は任意加入(レンタル料金の10%上乗せ)なので、未加入で壊すと高くつく
- 予約確定後のキャンセルは4日前からキャンセル料が発生
- レンズなどオプションを足していくと合計額が膨らみやすい
APEXレンタルが向いているのは、「運動会や結婚式など日程が決まった単発利用」「特定のプロ機材をピンポイントで借りたい人」。店舗が近くにある人なら、受け取り・返却の柔軟さでも頭ひとつ抜けます。
シェアカメ:初心者の「何を借りればいいか分からない」に応える
シェアカメは、初心者向けの設計が徹底しているサービスです。象徴的なのが「あなたのカメラ診断」で、質問に答えていくだけで用途に合ったカメラを提案してくれます。機材名で検索する前の段階の人、つまり「旅行用に何かいいカメラを借りたい」という漠然としたニーズに一番フィットします。
メリット
- 診断機能でカメラ知識ゼロでも機材を選べる
- 故障・破損時の自己負担が最大3,000円と、補償の安心感が大きい
- GoProやエントリー一眼など、初心者が使いやすい機材が中心で迷わない
- 予備バッテリーやバッグが付属し、届いたらそのまま持ち出せる
デメリット
- ハイエンド機や特殊機材のラインナップは専門系サービスに劣る
- 機材にこだわりが出てきた中級者以上には物足りない
- 最短3日間からで、1泊2日の超短期には対応しない
シェアカメが向いているのは、「初めてのカメラレンタルで失敗したくない人」「機種名より用途で選びたい人」です。逆に、借りたい機材が明確に決まっている人はGOOPASSかAPEXを見たほうが早いでしょう。
利用シーン別・結論
ここまでの内容を、よくある利用シーンに当てはめます。
「子どもの運動会で1回だけ望遠レンズを借りたい」→ APEXレンタル。 日程が決まった単発利用はスポット型が最安。前日到着で当日の朝バタつかないのも実用的です。
「α7C IIとR8で迷っていて、両方試してから買いたい」→ GOOPASS。 サブスクで1ヶ月かけて2機種を入れ替えて試すのが最も効率的。購入前提の試用はGOOPASSの独壇場です。
「YouTubeを始めたいけど、そもそもどのカメラがいいか分からない」→ シェアカメ。 診断で候補を絞り、補償の安心感の中で試すのが初心者の最短ルートです。
「毎月何かしら撮影していて、機材を常時使いたい」→ GOOPASS長期プラン。 ただし所有欲や資産性を考えるなら、この段階の人は購入も視野に入ります。レンタルと購入の損益分岐点は以下の記事で詳しく計算しているので、あわせてどうぞ。

よくある質問
Q. 借りた機材を壊してしまったらどうなる?
サービスによって大きく違います。GOOPASSは補償込みで自己負担上限5,000円、シェアカメは最大3,000円、APEXは任意加入(料金の10%)です。高額機材や屋外撮影では、補償の手厚さを料金より優先するのが安全です。
Q. 当日すぐ借りることはできる?
配送型は基本的に前日〜数日前の予約が必要です。今日明日に必要なら、APEXレンタルの店頭受取(東京・大阪・名古屋)が現実的な選択肢になります。
Q. カメラのキタムラでもレンタルできる?
カメラのキタムラのレンタルサービスは2025年6月時点で終了しています。古い比較記事にはまだ掲載されていることがあるので注意してください。
Q. 借りたカメラが気に入ったら、そのまま買える?
今回の3社では基本的にレンタルと購入は別です。「気に入ったらそのまま購入」の仕組みが欲しい場合は、Rentioのような買取オプション付きサービスも選択肢になります。
まとめ
カメラレンタルは「どれが一番安いか」ではなく、自分の使い方のタイプで選ぶのが正解です。
- 連続していろいろ試す → GOOPASS
- 単発で安く・確実に → APEXレンタル
- 初めてで不安 → シェアカメ
いずれも数千円から始められるので、30万円のカメラを勘で買う前に、まず一度借りてみてください。「試してから買う」が当たり前になった今、いきなり購入するのはもったいない時代です。
※料金・補償内容・送料条件は変更される場合があります。申し込み前に必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。


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